交流都市・アメリカ合衆国コネチカット州ハートフォード市との交流
内容
ハートフォード市 は、アメリカ東海岸に位置するコネチカット州の州都として、近隣都市の中核を担っている街。
人口は約13万人だが、都市圏(州)人口は約820万人で、これは全米で10番目の規模。
『保険の首都』という異名を持つほど、保険会社の多くが拠点を構え、同市の経済を支えている。また、トリニティ大学やハートフォード大学などがある学術都市でもある。
温暖な気候で、治安も比較的安定している中で、人々は近代と自然の融合の中で暮らしている。
交流の歴史・沿革
ハートフォード市との交流は、旧川根町が平成6年(1994)に開始し、平成12年(2000)に町民派遣団を送ったのがきっかけで、音楽コンサートや子ども交流絵画展などによる文化交流が始まった。
ハートフォード市側からの教育関係者の来町、ゴスペルクワイヤーの来町による町民とのふれあい交流が行われた。
平成14年(2002)から、将来を担う人材の育成を目的に、中学生の海外派遣を行っている。
事業紹介
主な事業は、「人材育成のための海外研修派遣事業。」研修では、ホームスティをはじめ、学校訪問やジョン万次郎記念館など、日米の関係を知る上で大変重要な歴史的施設への訪問している。
当研修で特筆することは、ハートフォード市を管轄する「在ボストン日本総領事館」を訪れ、総領事から直接、両国の関係についてレクチャーを受けるなど、人材育成の目的に沿ったプログラムを推進している。
また、研修に参加した後、海外留学を希望する者へ、実現するためのプログラム作成支援なども行っている。